ダンスパフォーマンスは立ちよりもフロアの方が難しい傾向にあります。
立って踊ることに慣れてくると、床技ってどんな感じなんだろう、自分にもできるかな?と興味が沸いたりします。
今回はフロア技でも簡単なテクニックを1つご紹介しますので、ものは試しでチャレンジしてみてください。
簡単なのにかっこいいフロア技
ヒップホップダンスのカテゴリに投げ込んだものの、ブレイクダンスでも使えますしアクロバット初心者の基礎トレにも活かせるフロア技です。
キッズダンスのパフォーマンスでも、子どもたちはこういうアクロバティックな練習が大好きなので親子で一緒に楽しんでください。
動画で練習方法をレッスンしていますが、この「キックアウト」はフロア技の中でも最も簡単で初心者でもすぐにできるようになります。
ですがキックアウトだけだと人をわっと驚かすまでのパフォーマンスにはならないため、動画の見本演技のようなルーティンに含める形式で使うのがベスト。
動画ではキックアウトから床に伏せ、再度キックアウトから最後にマカコというカポエイラで頻繁に用いられているアクロバット技で締めています。
キックアウトのやり方をレクチャーしながらも、上手く魅せるコツとルーティンサンプルにチャレンジする際のアドバイスをしていきます。
ダンス初心者でもできる技
キックアウトは見た目のインパクトほど難しい技ではなく、男の子ならそれこそノリとテンションでホイ!っとやってしまえるくらい簡単な技です。
大人で特に中年層の方がトライする場合は、いくらか注意しながら練習してください。次の日会社やパートに行けなくなったら困りますからね。
簡単なのにかっこいい おすすめのフロア技ですが、上手く魅せるコツを知らないと完成度が今一つになりがちです。フロア技はヒップホップダンスのように、基本スタンディングの姿勢で踊るスタイルに慣れている人にとっては別次元の技です。初心に帰らないと不用意な怪我をしてしまう可能性もあります。
キックアウトの場合、床に片手しか付けないため、手首の痛みを感じた場合は即座に練習を中断してください。
上手く演技するコツは「腰の位置を高くすること」です。
基本的な練習方法は動画の解説の通りですが、ホイ!の瞬間に腰が落ちてしまうとかっこいいどころか一気にダサいパフォーマンスになってしまいます。
シンプルなテクニックこそ型にはこだわってください。
そしてルーティンサンプルにも挑戦する場合、まずはアクロバットの基本ワザ「マカコ」のやり方・練習方法をチェックしてください。
マカコさえ習得できれば、キックアウトと繋げていくだけです。ブレイクダンスを独学で練習しているビギナーさんも、このルーティンはフロアムーブで活かせますので、床に寝そべっている上体からマカコでスタンドに戻るところとか参考にしてください。
ダンサーゆーすけ