ダンスで見た「床でうねうね」する動き。
調べるにも名前が分からず苦労した話をよく聞きます。
あの床に寝てウェーブする動きは「ワーム」といいます。
一発芸でも使えるワームの練習方法をご紹介しますので、まずは布団の上でやってみてください。
腹筋・背筋を使った一発芸|キミにできるかな?
ブレイクダンスのカテゴリに入れてしまったのですが、
ヒップホップなど他ジャンルでも使えますし、もっといえば体操クラブの補強運動でも取り入れられている動きです。
ダンスに限らず、一発芸として学校でお披露目すれば「うわっなにそれ!教えて教えて~!」みたいな感じで注目の的になれるかも。
何かと目を引くウネウネなだけに、このテクニックをどう活かすかはあなた次第です。
やり方は動画で解説済みですが、練習方法を実践する前に注意点があります。
ワームは一歩間違うと大けがに繋がりかねないので、硬いフロアで練習するビギナーさんは特に注意が必要です。
まずベルトは外してください。プレイ中に、穴に通す棒状の金具が浮いて下腹部に突き刺さる危険性があります。
あと背筋やつま先を痛めることもありますので、上体反らしなどストレッチをしてからおこなってください。
ワームみたいな動きは器用さとセンスなので、すぐにマスターできてしまう人もいれば一定の練習時間が必要な人もいます。
基礎体力が備わっていた方が有利なので、日ごろからブレイクダンスなどでフロア技に体が慣れていれば簡単にクリアできると思います。
筋トレにもなる・ダンスの持ち技を増やそう
ブレイクダンスでのワーク活用法は、フロアムーブでうつ伏せになったときに背筋を使って足を浮かせ、その勢いで腕を伸ばして次のムーブに移るような展開です。
一発芸としてワームを練習する場合は5回程度はうねらした方が印象深くなりますが、動きそのものは全身を使ったフロアからの「ボディウェーブ」なので、
ブレイクダンスらしいアグレッシブでスピード感のあるパフォーマンスとはイメージが変わってきます。
そのためブレイクダンスでワームをルーティンに含める際は1発だけにして、
前のムーブと次のムーブとを繋ぐような役目で使うことをおすすめします。
なにはともあれ幅広く使えるテクニックなので、動画で練習方法を学びながら軽くやっておきましょう。
背筋は筋肉痛になることがあります。
あと女性がワームを練習する際は二の腕が筋肉痛になりやすです。
初回は1日10分とか時間を決めて、体の様子を見ながらおこなってください。
著者:ゆーすけ先生
ユーチューブのダンスレクチャーで知られた存在。黎明期から活動しているインストラクターです。
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