「ゆーすけダイエット」チャンネル連動ブログへようこそ。
エクササイズ動画を公開しているインストラクターが書いています。
視聴者の方から有酸素運動で筋肉は付いてしまいますか?の質問をいただきますので、
本記事ではダイエットエクササイズで筋肉は増えるかについてお答えします。
有酸素運動で筋肉はほとんど増えない
先に結論から。
エクササイズなどの有酸素運動で筋肉は増えません。
もっと詳細に書くと、筋量が不足している場合は少し増え、
スポーツ経験豊富で元から筋量が多い人は減ります。
普通の生活ができている人は日常的に筋肉を使っています。
運動不足だと慣れるまでの期間中に筋肉痛が起こりますが、有酸素運動で筋肥大は起こりません。
低強度の筋肉刺激で筋肉が増える現象が、女性の体で起こる心配はなくて大丈夫です。
女性の場合、男性と比べて筋肉が付きにくいため、むしろ増やそうとしてもなかなか増えていきません。
そのため低強度の運動で筋肉が分厚くなるという心配はしなくて大丈夫です。
エクササイズで筋肉は付かない
無酸素運動=筋肉が大きくなる。
有酸素運動=筋肉が大きくはならない。
短い時間に大きな力を発揮する運動で筋肉は発達します。
ウエイトトレーニングのような高重量を扱う運動を限界までやれば筋肉は増え大きくなります。
エクササイズは有酸素運動なので、筋持久力の向上や脂肪燃焼効果に優れています。
パンプアップいって、運動後は使っていた部位に血液が多く集まり少し膨らむような現象が起こります。
それにより増えた気がするのかなと。
エクササイズのコメント欄で見かける筋肉が増えたという口コミは、パンプアップ効果による思い込みではないかと。
増やしたいアスリートの方々はその目的のため、長期的かつハードなトレーニングに臨んでいます。
筋肉ってなかなか増えませんから。
有酸素運動で付く筋肉があったとして、それは自体重を支えるため必要な分量といえるでしょう。
軽い有酸素運動での筋肉痛は運動不足
立っておこなうエクササイズでは脚をよく動かします。
ふくらはぎが筋肉痛になるのは運動不足です。
体をそれだけ使っていなかったために、筋肉がビックリしてしまったのでしょう。
太腿や臀部まで筋肉痛になった人は初回からしっかり動かせていますので、体脂肪もしっかり燃焼できているはず。
筋肉痛によって筋肉は強くなりますが、それが大きくなる・増えるという現象に直結してくるわけではありません。
それよりも大事な話として、筋肉痛が激しい場合は和らぐまでその部位を休ませてください。
二の腕や腹筋など別のダイエット運動をして、回復させてから再開させてください。
ダイエットエクササイズで筋肉が増えてしまう人はとても限定されます。
あなたは該当しないでしょうが、一応、軽めの運動でも筋肉増加が起こる人の一例を書いておきます。
有酸素運動でも筋肉が増える人
怪我や病気でしばらくベッド生活が続いていた方
回復過程のリハビリで有酸素運動を取り入れたとします。
長期的に運動をしなかった体で日常生活を送るための筋力が不足している状態であれば、
ウォーキングやジョギングといった軽めの有酸素運動でも足腰の筋肉は増加します。
まったく運動をしていなかった方
普通に歩き、階段に上り、イスから立ち上がり、街に繰り出せば小走り程度のこともすると思います。
普通の生活でも運動はしています。
まったく運動しないケースは、在宅ワークで1日中パソコンの前にいるような場合です。
いえの外に出ず、ずっと同じ体勢でいれば筋量が相当少ないでしょうから、有酸素運動でも筋肉量が増加する可能性があります。
このように、エクササイズで筋肉が付く・増えるという現象が起こる人がいてもとても限定的です。
運動強度による筋肉への影響は、現在の体の状態にもよります。
運動をしていない体ではダイエット運動で筋肉が増加する可能性はありますが、とても微量です。
日常生活に必要な筋肉までそぎ落とすのは股関節痛などの原因になります。
関節の負担を和らげ、支えてくれているのが筋肉です。
スリムになりたいとはいえ、減らし過ぎないようにしてください。
筋肉を付ける・増やすのはそう簡単ではない
運動で筋肉を増やそうとしても、なかなか増やすことができません。
ラグビー選手や格闘家のような筋肉の鎧を身にまとった肉体はスポーツで鍛えられたというより、
筋肉を増やすためのウエイトトレーニングをやり続けて競技をするために仕上げた肉体です。
体脂肪を減らすより筋肉を増やすことの方が大変で、時間もかかる作業なんです。
有酸素運動はむしろ「筋肉を減らしてしまう」ことの方が多く、筋肉を増やしたい人の場合はあまりやり過ぎてもいけません。
このような基礎知識を持てば、ダイエットエクササイズで筋肉が増える心配は無用であったことを理解できるでしょう。
ダイエット効果を上げるなら、1日20~30分くらい有酸素運動で気持ち良く汗を流し、
疲労をため込まないよう睡眠時間を確保するなどそれ以外のケアも欠かさずおこなってください。
筋肉はダイエットの仕上げ
ダイエットしてスリムになった肉体に「美」を与えるのが筋肉です。
ボディメイクという言葉があるくらい、痩せただけの体とメリハリある体では見栄えが変わります。
ウエストをもう少し絞りたい。
トップとアンダーに差を付けて、小さな胸をボリューミーに見せたい。
薄く見せたいところは絞り、肉厚に見せたいところには層を作る。
痩せた体を魅力的に魅せるには筋トレも必要不可欠です。
特に女性の場合は、上半身の筋トレでボン!キュッポンを強調できます。
痩せると胸も平たくなるため、脂肪の下にある筋肉層に少し厚みを作っておいてはいかがでしょう。
痩せていく中で自然にボディメイクの必要性に気付くと思いますし、
そこまでダイエットが進んだときには、周囲の人たちもあなたを見る目が変わってきているでしょうね。
ダンスエクササイズはダイエットのためにあります
有酸素運動は日常的に使われる筋量がキープされ、それ以上にはなりません。
筋肉が増えちゃうと心配せず、体脂肪燃焼に励んでください。
ダイエット運動では体脂肪が落ちますので、皮下脂肪で隠れていた筋肉の存在に気付くこともありますが、
増えたのではなく皮下脂肪が薄くなって表面的にそう見えるだけです。
女性は脂肪が付きやすく筋肉は付きにくい体なので、できれば筋トレもした方が良いです。
エクササイズは脚中心なので、腹筋や二の腕などもう少し動かしたいですね。
ペットボトルを持ちながらの有酸素運動したり、工夫しながらダイエットを進めてください。
筋肉は肉体を美しく仕上げるため必要になるパーツです。
基礎代謝の視点からも、筋肉は敵ではなくダイエットの味方と捉えましょう。

著者:ゆーすけ
1800万回再生された痩せすぎ注意ダンスで注目され、テレビ番組などメディアから活動紹介されているインストラクターです。
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