ダンスの基本ステップ「ヒールトー」やり方・練習方法

簡単そうに見えて、基本ステップの中でもむずかしいテクニックに分類されるのがこの「ヒールトーステップ」です。

難しいのにたいして見栄えのしない動き…。ダンス初心者は思わずスルーしてしまいそうになるところ、様々な踊り方を勉強してきた自分としては、絶対にやっておいた方が良いと断言できます。

ヒールトーは基礎に位置するステップだと思うからです。ストリートダンスはヒップホップが世間の定番となっていますが、本格的にダンスを学んでいるニーズはシーウォークやメルボルンシャッフル・シカゴフットワークといったジャンルにも高い関心を持っています。

よりかっこいい踊り方に進路を向けたいと考えている人こそ、ヒールトーステップは練習してしっかり習得しておくことをおすすめします。

ヒールはかかと、トーはつま先のことですが、ヒールとトーを頻繁に使うステップは無数に存在しています。

今回のヒールトーはヒップホップダンスやシャッフルダンスの基盤ですが、ハウスダンスでも同じ名前で別の使い方が存在します。

シーウォークで最もポピュラーであるクリップウォークも足をグリグリと擦りながら左右に移動しますが、その際も無意識の内にヒールとトーへの体重移動がおこなわれます。

多くのステップの基礎トレーニングになるのが今回の一件地味な動きです。応用でラコステやハッピーフィートにも繋がってきますし、やり方は動画を見れば分かりますので基礎強化を兼ねて家で少しやっておきましょう。

踊り方はジャンルによって様々なヒール＆トーステップ

ダンスは曲によっても体の使い方が変わってきます。音楽のテンポやビートによって大きく動かしたり、逆に小刻みにキレを出したり。

ヒップホップダンスなら大きく動くが基本ですが、シカゴフットワークなら小刻みに刻むことが多いです。メルボルンシャッフルだとTステップでサイドに移動したりするスピード感を出します。

いかにヒールトーを活かせるかはセンスも関係しますが、１番大事なのは練習量かなと思います。特にスピードを活かしたパフォーマンスなら考えて動くほど余裕はないためある程度は即興で本能頼りになります。

どれだけ体に浸透しているかによって本番の演技も質が変わってくるため、ヒールトーは基礎練習の１つだと思って、つまらないかもしれませんが体に馴染ませておくことをおすすめします。

動画の見本とは逆に絞る逆ヒールトーもありますし、そこにツイストを加えたヒールトーツイストは一気に実践的な見栄えになります。

ハウスダンスに興味があれば、ハウススタイルでのヒール＆トーステップも見ておくと足の動かし方に違いがあって面白いです。ぜひ参考にしてください。

ダンサーゆーすけ

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