ヒップホップダンスおすすめ曲

ダンスで使えそうな音楽をいくつか紹介していきたいと思います。今回はHIPHOP。ヒップホップダンスといえばこの曲！というような、ダンサーに人気のある定番曲はもちろん、あまり日本では知られていないレアなダンス音楽まで３本を案内しちゃいます。

ヒップホップダンスにも様々な踊り方がありますので、必ずしもすべてのダンサー・ダンス愛好家にマッチするとも限りませんが、踊れるおすすめ曲を視聴してみてください。

ボビーブラウン – エブリリトルステップ

Bobby Brown – Every Little Stepです。ニュージャックスイング時代のステップで魅せるダンススタイルにぴったりの曲です。ランニングマンやロジャーラビットのようなリズムを刻むようなステップとの相性バツグン。変にテンションが高すぎることもなく、耳馴染みの良いヒップホップ音楽です。

この時代はR&Bミュージックでもドラムビートの強い曲が多く、１つの流行ともいえます。いまだに1990年代のヒップホップダンスを好むダンサーは多く、世間的にもHIPHOP DANCEといえば「LLブラザーズ」や「れいかんやまかんとんちんかん」といった当時活躍していたダンスチームの踊りをイメージする人も少なくありません。

この時代はダンス甲子園が話題を集め、第一期ヒップホップダンスブームが巻き起こっています。ホットな時代にホットなダンス。そういうマッチングの良さもありミドルスクールは瞬く間に人気となりました。

へヴィD – ノウザットウィーファウンドラブ

Heavy D & The Boyz – Now That We Found Loveは1991年の曲です。先ほどのエブリリトルステップから３年後ということになります。個人的にはもう少しテンポを上げて欲しいのですが、情熱の中にもクールさを漂わせる大人のヒップホップダンスに合いそうな音楽です。

かつてはクラウドがやっていたダンス番組「ブルーム」でも使用しているダンスチームがいたことを覚えています。現在でもダンサーから愛されている名曲です。ヒップホップはランDMCのような骨太ビートをイメージする人が多いですが、こういうハウス調の音楽もあります。

リルママ – リップグロス

　

Lil Mama – Gloss は比較的最近の作品なため、プロモーションビデオで登場するダンスも流行を取り入れた若者向けなスタイルです。曲はリズムカルなビートにラップのみというシンプルな構成もあって、あまり好き嫌いなく耳に入ってきます。（しいていえば飽きるかもしれませんが。）

ヒップホップダンスは時代と共に移り変わりがある踊りなため、音楽の影響も受けやすいです。HIPHOPの定義がそもそも曖昧なため、どこからどこまでがヒップホップか、ヒップホップダンスとストリートダンスの言い回しなど線引きが明確でないところもあります。

昔のヒップホップが好きなリスナーなら、カニエウエストのような曲は好みませんし、その逆で最新の音楽に耳が馴染んでいると、ミドルスクールHIPHOPダンスが古臭く感じることもあるでしょう。

しかし、それこそがヒップホップの持つ魅力であり、答えは１人ひとりが違うものです。それは１人ひとり持ち合わせている個性・感性が違うのだから当たり前のことです。

ヒップホップダンスにおいても同じことが言えます。曲を選ぶ基準や踊りたくなる音楽の系統には、同じヒップホップミュージックのカテゴリであっても開きがあります。

今回はミドルヒップホップからニュースクールに移り変わる頃の曲を紹介しましたので、次回はクランプのような攻撃的なスタイル、フリースタイルHIPHOPあたりをテーマにおすすめ曲をピックアップします。１ページにつき３曲を貼り付ける情報量でいきますのでお楽しみに。

ダンサーゆーすけ

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