アップロック・やり方・練習方法|ブレイクダンス

ブレイクダンス・アップロック・やり方 ブレイクダンス 独学の教科書【インストラクター監修】

ブレイクダンスではフロアムーブが注目されがちですが、

エントリーに色気を出してこそフロアテクニックが活きてきます。

今回はオリジナリティ・自由さが魅力のアップロック講座。

初心者はまず定番の型を覚えるところから始めましょう。

基本的なやり方を動画にまとめましたので、練習にご活用ください。

ブレイクダンスの基礎練習|初心者向け

初心者がまず覚えるステップはトップロックとアップロックです。エントリーで相手を煽ったり、煽り返しする際に使います。

先々でダンスバトルなどに出てみたかったり、サークルで楽しみながらのバトルをやる環境下にいる方はアップロックも練習しておくことをおすすめします。(やり方を知らないと輪に入れず困るときがあるから。)

練習方法は動画でも説明している通り、かなり自由で自分なりのこだわりを出して踊るスタイルです。

とはいえ、ブレイクダンス入門者にとって、この「なんでもいいよ」という動きこそ悩ましいものはありません。

後々、脱初心者を果たしたときにオリジナルのやり方を考えていけば大丈夫ですので、初期段階としては色々なダンサーさんの演技を見て、あの動き良いなと感じたパフォーマンスを参考にしてください。

今回も見本演技では4つのレパートリをお見せしました。正面に2つと左右に1つずつです。

できるだけ普通っぽく演じましたが、僕自身3つの角ばった動きのようにオリジナルを重視したアップロックをやっているので、クセが出てしまっていた場合はご容赦ください。

ブレイクダンスの基本なので、この機会にやり方・練習方法を学んでおきましょう。

フロア技だけでなくステップ練習も

ブレイクダンスの魅力はやはりアクロバティックなフロア技にあると思います。

でも、エントリー→フロアムーブ→フリーズというブレイクダンス演技のセオリーを考えてみても、立ちパートの位置付けは無視できません。

パフォーマンスの印象を大きく左右するのが「第一印象」です。フロアムーブが申し分なくてもステップが上手くないと偏ったダンサーとして評価を下げてしまいかねません。

美味しい料理を出すお店なのに、メンテナンスをサボっていて外観がみすぼらしい…的な。

腕があってもサブ的な要素が欠けてしまうのは勿体ないことです。

ブレイクダンスにおけるステップ練習はフロアムーブを練習する前のウォーミングアップにも最適なので、脚のバネを活かしたキレのあるステップが踏めるようにある程度は練習時間を確保することをおすすめします。

アップロックも基礎体力を向上させるトレーニングになります。仲間と一緒にブレイクダンスをやっているなら「ザ・アップロック選手権」で体力と根性を競ってみるのも楽しいです。

ルールはシンプル。曲を流しお互い向き合いながら(大人数の場合、向き合うように輪をつくりながら)、アップロックを連続します。

脚が効かなくなって動けなくなったら脱落。最終的に生き残った人がチャンピオンです。

めっちゃしんどい基礎強化だって、仲間でやると笑顔が溢れ楽しかった。先輩を負かしたときの一時的な気まずさも良い思い出ですし、一緒に練習しているメンバーだってライバル意識を少しは持っていた方が一緒に成長していけます。

かっこいいアップロックもこうして繰り返し練習していく中で自然に生まれていくものですし、イベントやバトル本番で使うのならなおさら磨き上げた型で勝負したいものです。

やり方が人それぞれということは、練習方法も1つではありません。

原則として4カウントで1回おこなうこと、それと最後はしゃがむ体勢をとることを守りながらも、闘志をかきたてるカッコイイ動きを各自研究してください。

この記事を書いた人
ダンスとダイエットのブログ著者-1

著者:ゆーすけ先生

ユーチューブのダンスレクチャーで知られた存在。黎明期から活動しているインストラクターです。

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