タット・やり方・練習方法|ダンス初心者向け

ダンス・タット・やり方 ダンスの踊り方【独学の教科書】

タットは手を巧みに操作し、まるで肉体でマジックをしているかの如く、まか不思議な動きを演じます。

ステップとは違い、ドタバタしない練習なため家の中でもおこなえます。

初心者でも気軽にチャレンジできる簡単な講座をご用意しましたので、物は試しでやってみてください。

簡単だからすぐできるタット入門

ポッピンやフリースタイルダンスで重宝するのが「タット」という手や腕を巧みに使った繊細なテクニックです。

今回はタットを使ったシンプルな振り付けを公開することになり、全身を映したアングルからだとタットの練習方法が観づらいため、個別にタットの部分を教えるレッスン動画を出した流れです。

上に貼り付けたハウツー動画がそれなのですが、基本的なことだけのシンプルなタット・ルーティンになります。

ダンス初心者でも3分あれば覚えられる5つのポーズで構成されていて、唯一、手こずる可能性があるとすれば3の構えかなと思います。

タットは手首までフルで活用し、高度なスキルになると指まで使うパフォーマーもいて圧巻の演技です。

ブレイクダンスのようなダイナミックな踊り方も目を引く格好良さがありますが、逆にタットのような繊細かつ磨かれた技も、一味違った感動があります。

ポップダンスや、魅せ方によってはアニメーションダンスでもタットの知識は演技に活かせると思いますので、人間アート的な踊り方を学んでいる方は、すぐできちゃうと思いますが、動画で練習方法をチェックしてみてください。

タットの基礎力を向上|手首のストレッチ

ダンスというよりも「型」で魅せるタットですが、上手く見せるコツは手首にあります。

みなさんは手首がどれだけ曲がりますか?テスト項目は2つ。もう片方の手でぐーっと押して筋が突っ張るところまでの可動域。もう1つはそういう補助ナシに自力で動かせる可動域。

タットを練習していれば、自然に感じると思います。「手首周りの柔軟性があった方が有利だな」と。

手のひらの側に折るのは簡単ですが、手の甲側に反らす角度には個人差があり、あまり上がらない場合はストレッチで可動域を広げた方が良いです。

とはいえ、手首はとても繊細なため、伸ばし過ぎにも注意。(自己責任でお願いします。)

やり方・レパートリーは自分であみ出すこともできます。タット入門者も手首や肘を90度にする型だとビシッと決まりやすいです。

今回のタット講座では5つのポーズしかやっていませんので、6つめ、7つめ、8つめのポーズを創作されてみてはいかがでしょう。ダンスの場合、8カウント刻みだと曲の構成的にも1つのまとまりになります。

自分の部屋で、机に座りながらでもできるのがタットの手軽なところ。暇つぶしといってしまうのは何ですが、お風呂に浸かっている時間やトイレに座っているような時間を有効活用するといつの間にか上達しているのがタットです。練習がんばりましょう。

ダンサーゆーすけ