アイソレーション・やり方|ダンスの基礎トレ

アイソレーション・やり方 ダンスの踊り方【独学の教科書】
こんな方に

ダンスを始めたい
インストラクターがダンスのいろはを動画でレクチャーしています。

基礎力を向上させたい
アイソレーションという基礎トレーニング方法を、初心者にも分かりやすく教えます。

振付を上手に踊りたい
首・胸(上半身)・腰を器用に動かせると振付の見栄えが良くなります。入門者にとって重要な基礎知識も併せてお伝えします。

ダンススクールのレッスンで「アイソレーション」を知る人が多いです。

それだけ沢山のインストラクターが基礎練習に導入している上達法になります。

1番のメリットは自宅でもおこなえる動きであること。

さらに動画のレクチャーでも理解しやすく、独学ユーザーにとって学んでおく価値があります。

ダンス上達に有効なアイソレーションの練習方法を解説します。

アイソレーションの練習方法|初心者向け

ダンスの基礎「アイソレーション」はワンランク上の自分を目指している人にオススメな基礎練習です。

通称アイソレはプロダンサーも日々の練習に取り入れています。

ダンススタイルには流行り廃りもありますが、人間の体はそう簡単に変わるものではありません。

10年後も20年後も、おそらく100年後もアイソレーションはダンサーにとって重要な基礎の位置付けが続いているものと思います。

アイソレの目的は、体を分離させて動かすことでコントロール能力を向上させ「対応力」を身に付けること。

地味にも映るかもしれませんが、同じ振り付けを踊っていて演技力に差が生まれるため、自己投資の一環でやっておくことをおすすめします。

アイソレの胸・上半身のコツ・練習方法

最初に貼った動画は全体を映しているため、繊細なコントロールが観づらいです。

独学で練習方法を学んでいる方は、うっかり間違えて覚えないためにも正しいやり方をズームアップしたこのレッスン動画から学んでおきましょう。

アイソレーションで最も重要なのが胸です。首や腰も大事ですが、振り付けを上手に踊る上でも上半身の魅せ方はコツまでしっかり理解しておくべきです。

初心者も家の中でこっそり練習できるため、今の段階から基礎トレで自分に磨きをかけておくことでダンススクールに通い始めたときも安心できます。

胸の使い方はストリートダンスだとガールズヒップホップのような女性らしいムーブにも対応できます。

ポップダンスやアニメーションダンスのような繊細な技術を身に付ける際も、アイソレーションがあらかじめできていた方が有利です。

次はアイソレの中でも最も難しいといわれている首をやってみましょう。できる・できないの分かれ道。さぁあなたは、どっち!?

首のアイソレはカバーダンスでも使われています

最後は首のアイソレーションにチャレンジ!

ええ?首ってこんな風に動かせるんだ!と驚く方もいますが、ダンスにおいては基本です。

コツは首を倒すのではなく横にスライドさせるように動かすこと。

初心者はまず前後から練習します。練習方法が分かっていても手こずりやすいのが左右。

左右をクリアできれば回す動きもさほど難しくは感じないと思います。

やり方はレッスン動画の解説が分かりやすいので聞いてください。

首のアイソレは、ポップダンスの基礎テクニックで知られているロールと動かし方は同じです。

家でも鏡1つあれば練習できるのがアイソレーション。音楽を聴きながら、時間があるときにトレーニングするようにしましょう。

現代のダンスは、ニュージャックなステップ中心のスタイルと、アイソレーションを用いたスタイルに二分化されています。目指しているのが後者であれば、アイソレ練習は必須科目になります。

基礎といっても、ブレイクダンスのように床ワザがメインに構成されるジャンルではサブ的な要素です。ポップダンスをはじめとしたストリートダンス、ジャズのような体が資本となる立ち踊りには欠かせない練習です。

アイソレーションばかりというのも偏った練習です。アイソレ、リズム感、ストレッチ、振り付け、技の習得。これらを総合的に強化し、パフォーマンスに活かしていきましょう。

基本ステップや簡単な振り付けのレッスン動画のおすすめをページ下に貼っておきますので、ここで練習したアイソレーションをほかの講座で試してみましょう。

動画の見本をチェックする際も、よ~く観察すれば首・胸・腰のアイソレを所々で入れているのが分かります。なぜ簡単なルーティーンでもお手本が上手に見えるのか、そのからくりが分かったでしょう。

同じ振り付けを踊っているのに、どうしてあの子だけ上手なの?ズルイ!って思わず、多くの場合はアイソレーションをはじめとした「基礎力」に差があるからです。

その子はそれだけ努力していることでしょう。

基礎は他にも柔軟性や基礎体力、音楽への対応力(音感)もあります。

アイソレーションも踊れる体を手に入れるための1つの方法に過ぎません。ストレッチやダンスのために筋トレなども自主練習のメニューに追加し、自分の可能性を最大に高めていきましょう。

この記事を書いた人
ダンスとダイエットのブログ著者-1

著者:ゆーすけ先生

ユーチューブのダンスレクチャーで知られた存在。黎明期から活動しているインストラクターです。

「ゆーすけのダンス講座」「ゆーすけのWEBダンススクール」チャンネルで動画配信中♪